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旅行四日目

Posted by Seji Murasame on 27.2009 旅行   3 comments   0 trackback
たった今、自宅へ戻ってきました。
18日夜から27日夜まで、まるまる9日間。さすがに長かった……。

とりあえず、帰りの船と電車の中で書いた、旅行四日目のまとめを載せて、
今晩は休みます。
明日、五・六日目のまとめを書いて、その後、旅行の総括なんかを載せていこうと思います。

では、旅行記・四日目です。
(※今回はさらに長いよ! その上、文字率多めだよ!)

この日の活動開始時間は午前8時過ぎでした。前日は比較的早い時間に寝床に入ったのですが、
やはり二日連続の運転の疲れのためか、目が覚めるのが遅れてしまいました。
早めに起きれれば訪れてみようと思っていた城山公園などは残念ながらパス。
かの有名な西郷どんの銅像などは是非見てみたかったのですが、またの機会ですね。

外に出ると、空がどんよりと曇っていました。そして異常に蒸し暑い……。
梅雨が再来したかのようです。
ついに天気が崩れ始めたかなあと危惧を抱きつつ、駅へ向かってポコポコと歩いて行きました。


四日目は電車での旅の日でした。
そして、これまでの旅はずっと海岸沿いを軸にした移動と観光だったのですが、
この日は鹿児島から熊本の内陸部を縦断する「肥薩線」に乗って進んでいきます。
肥薩線は「日本三大急流」で有名な球磨川に沿っていく路線で、車窓からの見える景色には
定評があるとのこと。観光者向けの特別車両もいくつか用意されています。
今回はそれらを利用して旅を進めていきます。

9時11分、鹿児島中央駅を出発。
一般車両ですが、木造の座席で、尻と頭の部分に黒く柔らかいクッションが敷かれているという、
なかなか凝った造りで座り心地も上々。
JRの西側、とりわけJR九州は、こうした一般車両でも、乗り心地の良いものが多い気がします。
東側も見習ってほしいものです。
鹿児島中央駅で購入した駅弁をぱくつきながら、9:48に隼人駅に到着。
次の電車の乗換えまで45分ほどあるので、それまで駅周辺を観光しようと思いましたが、
隼人駅に着いて間もなく、怪しかった空模様がさらに悪化し、ついに雨が降り出しました。
あーあ、ついにきたか…とガッカリしながら駅舎でのんびりしているうちに、次の電車が到着。
それに乗り込んで出発するころ、いつの間にか雨が止んでいました。

まったりと車窓を眺めながらうつらうつらしているうちに、次の下車駅の吉松駅に到着。
ここで、肥薩線の観光用に運行されている「しんぺい号」に乗り換えます。

しんぺい号


もともと一般車両だったものを観光車両用に改造したとのことで、外見は普通の客車でしたが、
中は4人がけのテーブル付のBOX席や展望スペースなどがあり、凝った内装をしていました。
おまけに、2名の添乗員の人も付き添っています。
車内では、各停車駅や見どころスポット、また肥薩線の歴史などについてのアナウンスが
音声テープで流れ、また添乗員が常時案内をしたり、車内販売を巡回していたりと、
なかなかに本格的でした。
乗客数も多く、席は全て指定ですが満席状態で、立ち乗り客もかなりいました。

最初の停車駅「真幸」。
この駅は、その名前を由来してか、ホームに「幸せの鐘」 なる手鳴らしの鐘が設置されていて、
乗客を賑わせていました。この鐘を鳴らすと幸せになる、という言い伝えがあるそうで、
NHKでもドキュメンタリー番組で取り上げられたこともあったはず。

真幸駅#1 真幸駅#2


車内アナウンスでは、ちょっと幸せを願う場合は一回、そこそこ幸せを願うなら二回、
たくさんの幸せを願うなら、何度も打ち鳴らすのが良い、という案内が。
私も鳴らしましたが、今のところそれなりに満ち足りてはいるので、二回にとどめておきました。(=´ω`)
駅舎では、地元の人と思しき方々が現地で取れた果物や野菜、お土産品などを売っています。
この人たちは、電車が駅に入るとき、満面の笑顔で手を振りながら出迎えていました。
そして売ってる最中も笑顔。「幸せの駅」らしく、ということなのかもしれません。
停車時間を過ぎ、電車が駅から離れるときも、笑顔で手を振って見送ってくれました。

この後は、SLが保存されている駅や、日本で唯一のスイッチバックがなんちゃら、という
鉄な方々が垂涎としそうなポイントが続きます。
また日本の三大車窓のひとつとしてランクインされている「矢岳越え」という場所も通りましたが
こちらは曇ってて見えませんでした。(一応、写真を載せておきます)

矢岳峠

そんなこんなで、約1時間後に終点の人吉駅に到着。
運良く、空も晴れ間が出てきてくれました。

人吉駅

次はいよいよ、本日メインの列車に乗るのですが、それまで2時間近い間があります。
幸い、しんぺい号で、同じ一人旅の学生さんと知り合えたので、
その子に付き合って、人吉駅の近くにある「繊月酒造」という焼酎蔵の見学に行きました。
それほど大きい蔵ではないのですが、歴史は古く、遠方のホテルや旅館などにも出荷していて、
由緒や実績は確かなものだそうです。

15分ほどで蔵のなかの説明は終わり、生産している焼酎の試飲と販売のコーナーに移ります。
ここでは実際に売り物として並んでいる焼酎を直接試飲できて(しかも制限なし!)、
気に入ったものがあれば購入しても良いというもの。
見学自体もタダなのに、しかもタダ酒(こら)まで飲めるので、素晴らしく得した気分です。
酒好きの人ー。ここマジでお勧めですよー!w
この蔵から出荷している銘焼酎や、見学に来た人のみが購入できるという特別焼酎、
また、別の蔵で生産されたものですが、同じ人吉産で高い評価を受けている焼酎も
試飲できて、トータルで多分コップ3杯くらいは飲んだ気がします。ご馳走様でした。

本当に何も買わずに出るというのもさすがに気がひけるので、
少しわがままを言って、一緒に来た子が実家の親御さんへお土産に買っていく焼酎を、
私とその子の共同で出し合うという形にしてもらいました。
私も含め、酒飲みが全くいない家へ土産に買っていくのもあまり意味がないので、助かりましたw

蔵を出た後、温泉に浸かりに行くというその子と途中で別れました。
旅のなかでの出会いは印象的なものです。
その子は割と小柄ながらも、大きな荷物を背負った力持ちさんで、笑った顔がよく似合う良い子でした。
将来、牧場の獣医を目指している学生さんとのこと、頑張ってほしいものです。

少し駅周辺のお土産屋などを物色しているうちに、気付いたら次の電車の出発直前。
あわてて駅へ戻ります。これから乗る電車は、当日の更新でも書きましたが、これ!

SL#1

えーすーえーるー!
SLです。蒸気機関車です。漆黒の怪物。雄叫びをあげる寧猛の鉄道。
世の鉄ちゃんたちの憧れの的! ええ、今日もいました、ごっついカメラを抱えて
あらゆる角度からパッシャパッシャと撮りまくるお兄さん方。
お前もその一人? うっせうっせ。私のカメラはただのコンデジだ!(そっちかよ

SL#2 SL#3


肥薩線の人吉~熊本間を走る「SL人吉号」です。
展示物としてのSLはよく見かけますが、実際に走るSLとなると全国でも数箇所しかなく、
お目にかかれるのは本当に珍しいしろものです。
しゅうしゅうと蒸気を上げながら鳴動する漆黒の怪物。
生で見るとやはり迫力があります。これは憧れてしまうのも良くわかる。

ひととおり勇姿を堪能した後、いざ車内へ。
まもなく出発です。

ポォォォォォ~~

おー、鳴ってます、鳴ってますよ。
動き出しました。やっぱりなんというか力強い感じです。結構スピードも出るんですねえ。
揺れもほとんどないし、走り出すと普通の電車とそう乗り心地は変わりませんね。
煙が入ってくるので窓は開けられないですが、車内は空調が利いていて快適です。
ふむ、これがSLかあ。なるほど~(=´ω`)
ポォォォォ)おー、また鳴ってる。
ふむ、これがSLか~。(=´ω`)
ふ~む……。(=´ω`)
……。

……(=´ω`)zzz


とまあ、こんなもんでしたw
やっぱり走り出してしまえば、SLといえど普通の列車と乗り心地自体に違いはありません。
これはあくまでも、乗るよりも愛でるもの。走る様子を外から眺めてこそなんでしょうね。
ただ、客車のデザインはさすがにレトロを感じさせる雰囲気の良いもので、
このなかで暫し時を過ごせるだけでも価値を感じさせられるものではありました。

SL車内#1 SL車内#2

丁度、車内で二人掛けの席をご一緒したお隣さんも、私と同じ九州一週ひとり旅の旅行仲間で、
お互いの旅話や情報交換に花が咲きました。
既にSLに乗っているという事実自体、頭から抜けてしまっています。
その方は城好きとのことで、九州のいろんな城跡や史跡を巡っているとのこと。
九州を概ね右回りに進んでいる私に対し、その方は左回りに進んでいるので、
まだ私が行っていない所の色んな情報を聞くことができました。
明るく、元気で、話も巧みでよく喋る楽しい方でした。
先ほどのしんぺい号でのことといい、今日は実に良い出会いがよくある日です。

新八代駅で、そのまま鹿児島へとんぼ帰りするというお隣と別れ、SLは間もなく熊本へ到着。
別れの前に、もう一度その勇姿を写真に収めておきます。

SL#4 SL#5

改めて見ると、やはりかっこいいなあと思います。
日本の鉄道はどんどん進化していくのでしょうか、SLが走り続けることのできる場所は
できるだけ長く残しておいてほしいと感じました。

熊本駅を出てから、とりあえず今日の寝床へ荷物を置きに行きます。
今夜の泊まり場所は、ネットカフェではなくホテル。(ここ
明日からまた車での移動が再開しますので、ここいらでしっかりと体を休める機会を
確保しておきます。(……というはずだったんですがねえ。)
荷物を置いてから、カメラと三脚を抱えて再度外へ。熊本城を見物に行きます。

清正公

名将・加藤清正が築城した熊本城。
明治の最後の動乱、西南戦争においては、250年も前に建てられたにも関わらず、
押し寄せる西郷軍が最後まで突破することができなかったという天下の名城です。

熊本城・石垣

実際に見て、まず驚いたのが、上の写真の、城を取り囲む堀からそびえる石垣。
ものすごく高く積み上げられていて、とにかく堅牢です。
先日、博多で見た福岡城の石垣も、規模の上ではそう違いはなさそうですが、
堅固さが明らかに異なっています。正直、この石垣を見ただけでも、
西郷軍が突破できなかったという事実が大いに納得できました。

石垣でこれなのだから本丸はさぞ凄いのか、とwktkしながら入ると……

櫨方門#1

……あるぇ?

櫨方門#2

(=゜ω゜)……
ええええええ!
さすがに想定の範囲外すぎました。
腹いせに、門塀の隙間から見える、でっかい櫓(飯田丸というらしい)をパシャッ。

飯田丸
(※これを見れば、石垣がどれだけ凄いものかわかると思います。)

がっくりとしながら、せめて本丸の遠景だけでも取れないものかと、
堀に沿って歩き始める私。
すると、天守閣に直接至れる頬当御門が、夏季限定で20;00まで延長開門していて、
城内へ入ることができました。

天守#1

石垣の向こうから天守が見えます。
この石垣を越えると、天守の真下に出ます。

天守#2 天守#3

反対側からの写真。

天守#4 天守#5

立派です。以前に見た姫路城ほど大きいという感じはありませんが、
これぞ城といわんばかりの雄雄しさが漂っています。
……ただ、ちょっと綺麗すぎない? と写真を撮りながら思っていました。

天守入り口

ではいよいよ、城内へ入ってみます。

え、あれ。土足のままで良いんですか?

天守内部
(注 城の中)

(=゜ω゜)
……見た目だけかよ、この城!

そりゃあ綺麗に決まってます。何せ内部は鉄筋コンクリートですもん。
ちょっとがっかりしちゃいました。いやまあ、悪くは無いんですけどね。
ただ、あの石垣を見せられた後だと、こう、なんというか。(=_ ω_ )

天守の中は展示館となっていて、加藤家、そして後の城主の細川家の縁の品や、
熊本城にまつわるエピソードなど、様々なものを展示していました。
時間があればもっとゆっくりと見ていたかったのですが、時間もだいぶ遅いため、
ここは早足で見てまわります。

そして天守閣に到達。夕暮れに染まる熊本の街並みを写真に撮ってみました。

天守・遠景#1 天守・遠景#2 天守・遠景#3 天守・遠景#4

かつての城主も、こうして城下町を眼下に眺めていたのでしょうか。

天守を出て、そのすぐそばにある本丸御殿という建物に入ってみました。
この館は、当時は主に行政を執る場所だったようで、いわゆる謁見の間や
家老などの執務室、また客間などが設えていました。
この館も天守と同じく、最近復元されたもののようですが、天守と違って
当時と同じく全て木造で再現されていたので、新築臭さは残っているものの、
雰囲気はしっかりと漂わせています。以下は、中で撮った写真です。

本丸御殿#1 本丸御殿#2 本丸御殿#3

館を出ると、空にはすっかり夜の帳が下りていました。
西の空に、うっすらと赤みが漂っている程度です。
天守がライトアップされていました。

天守#6 天守#7 天守#8

なんだかんだ言っても、こうして眺めるとやっぱりカッコいいですね、城は。
これあるを見込して、三脚を担いできた甲斐がありました。

最後に、入り口付近からもう一度、石垣といっしょに一枚。

天守#9

熊本城を出てから一旦駅前まで戻り、明日から使うレンタカーを借り受けます。
それに乗り、夕食へ。
事前に調べておいた「こむらさき」という熊本ラーメンのお店に向かいます。
熊本バスセンターの地下の商店街に出店している、そのお店。
着いてみると、残念ながらもう閉店後。あてがはずれてしまいました。

しかし、ひょいと向かいを覗くと、なんとこちらも熊本ラーメンのお店。
……っていうか、桂花でした。
渋谷や横浜などにも出店している、熊本ラーメン系のチェーンです。
私の地元のラーメン情報誌にも稀に掲載されているくらいで、味は確かなのですが、
ご当地情報として名前があがる人気店と、全国にチェーンで展開するお店が、
よりによって向かい同士ですか。
もし、この配置を考えた担当者がいるとしたら、かなりの曲者といわざるを得ません。

とはいえ、本命のお店はもう閉店しているので、とりあえずまだ開いている桂花へ
入ることにします。うーん、まあ良いんですけどね。一応、ご当地ですし。
やっぱり地元で食べた桂花と同じ感じの味でしたが、とりあえず美味しくいただけました。
店員さんもまめに動いてくれて、感じも良かったです。

ただ、熊本へきてラーメンだけというのも、さすがに勿体無い気がしてきました。
どこか良いところは無いかなあ、と車でホテルへ戻りながら探していると、
ちょうどホテルの近くに、熊本ラーメンと馬刺しを食べさせてくれるお店を発見。
第二ラウンドとしてそのお店に入り、ラーメンと馬刺しの盛り合わせを注文しました。

旅行前にあれだけ減量を頑張っておきながら、どういうつもりなのでしょうか。

ラーメンは桂花とはまた違った風味が楽しめ、馬刺しも一部冷凍ものがありましたが、
葱や生姜の絡みが香ばしく、実に美味しかったです。
合計で二千円と値段もそれなりでしたが、良い夕食になりました。


……そのしばらく後、所持していた現金が500円を切っていることに気付いた私は、
ほとんど全てのATMがサービス時間外となる日曜の夜、お金を下ろせる場所を探して
半泣きで走り回る羽目になりました。

誘惑に負けず、初志を貫徹しないと痛い目に逢いますよ、というお話。
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おかえりなさいー お疲れ様。
ライトアップかっこいいですねぇ
2009.08.28 01:44 | URL | wakimiko #- [edit]
しんぺい号かわいいのだわ~♪
そしてSLかっけぇ!
2009.08.29 10:51 | URL | mon-ika #IaNAQoQY [edit]
>腋の私

ありがとうー。
ライトアップかっこよかったよー。
そこそこ綺麗に撮れて満足(=´ω`)

>イカさん

しんぺい号は良かったねえ。でもあれ、基本的には一般車両なんだぜ…
SLはカッコよかったよ! 眺めるのに関しては最高だよ!w
2009.08.29 11:18 | URL | Seji/鯨 #B3GXRyaE [edit]


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